重慶市に住む女性が、落とし物を装ってネコババを持ちかけられ、3000元を奪取される被害に遭っていたことが分かった。25日付東北新聞網が伝えた。
張さんは1月10日昼ごろ、重慶市万州駅の待合室で列車を待っていたところ、男性2人と女性1人が近くを通り掛かった。張さんが席を立とうとすると、男性が目の前で財布を落とした。すると女性は財布をすかさず拾い、もう1人の男性とともに張さんに近寄り「拾ったことをだまっていてくれれば、みんなで山分けよ」と耳打ちした。
すると財布を落としたことに気づいた男性が戻り、「あの財布には5万元の小切手と現金5000元が入っていたんだ。身分証明書と小切手さえ返してくれれば、拾った人にお礼として5000元渡す」と懇願した。しかし、別の男性と女性はと知らないふりをした。
2人は張さんに「いったん駅を離れよう」と移動。100メートルほど離れた場所で財布の中身を取り出し、5万元をどう分配するか話していると、財布を落とした男性が現れ、「何で駅を離れるんだ。絶対君たちが取ったに違いない」と疑いの目を向けた。さらに拾った現金を銀行口座に振り込んでいるかどうかを確かめるため、1人ずつ口座番号や暗証番号を聞き出した上、電話で銀行に問い合わせをするよう命じた。
結局、誰の口座からも振り込みは確認されなかった。財布を落とした男は300元を取り出し疑ったおわびに1人100元を支払うと申し出た。ところが男女3人はグル。暗証番号を聞き出した時点で3人にとって張さんは用済みで、油断した張さんのカバンを奪い、車で逃走した。
カバンに入っていた数枚のキャッシュカードと現金300元はすべて奪われ、口座の2500元も引き出されていた。カバンは270元のブランド物だったことから、被害総額は計3000元に上る。(編集担当:藤沢氷柱)
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引用元:nexon ポイント RMT
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